ここでは、大沼商会がメインで扱う金属屋根材のスーパーガルテクトについてご紹介いたします。
設立50周年の金属屋根、サイディングのリーディングカンパニー
アイジー工業は、2020年で50周年を迎える金属サイディングや屋根材の研究開発、製造、販売を行うメーカーです。
本社を山形県東根市に構えています。
アイジー工業は、日経ホームビルダーという建設業界専門誌で2017、2018、2019年度の3年連続で評価ランキング1位を獲得するほど、
人気、実績共に急成長中のメーカーです。
そのアイジー工業の金属屋根材、「スーパーガルテクト」の魅力をご紹介します。
1、高耐久ガルバリウム採用で穴あき知らず
これまでの屋根材と言えばガルバリウム鋼板で、アイジー工業も「ガルテクト」という屋根材をメインで販売していました。
次々と改良を進めるアイジー工業は、2016年に従来のガルバリウム鋼板にマグネシウムを添加した高耐久ガルバリウムを採用し、
「スーパーガルテクト」と銘打って販売を開始したのです。
この改良により、耐久性が3倍以上にもなり、それまで10年だった穴あき保障も25年に広がりました。
その保障対象も、従来のガルバリウム鋼板屋根だと海外線から5kmまでというのが一般的ですが、
海岸線より500mまでと拡張されていますので、ほとんどのお客様が長期間に渡って安心できます。
2、夏涼しく、冬暖かい、断熱性と遮熱性
太陽光の影響をまともに受けるのは屋根ですので、どんな屋根材を使っているかで室内の快適さが全く違ってきます。
「スーパーガルテクト」の表面は遮熱性ポリエステル樹脂塗装が施されているため、太陽光の反射性が高く、また断熱材のポリイソシアヌレートフォームが充填されているため余計な侵入熱をカットしてくれます。
コロニアル等の一般的なスレート屋根と比べると、「スーパーガルテクト」では約10℃以上も表面温度が変わってきます。
そして充填されている断熱材のポリイソシアヌレートフォームは難燃性が高く、防火対策としても間違いなく力を発揮し、
その断熱材があることで、屋根に落ちる雨音も大幅にカットしてくれます。
3、金属屋根なのに超軽量のため、耐震性も抜群
仮に120㎡の屋根と想定した時の屋根の重さの比較が以下の通りです。
和瓦屋根→6000kg(1㎡あたり50kg)
スレート屋根→2500kg(1㎡あたり21kg)
スーパーガルテクト→600kg(1㎡あたり5kg)
和瓦の屋根と比べると、およそ10分の1の重さです。
屋根が軽量だと地震の際に重心が低くなるので、揺れが大幅に少なくなります。
コストカットのために既存屋根を撤去せず新しい屋根を設置するカバー工法でもよく採用されているのは、
こういった理由からなのです。
4、独自の工夫により、防水性ももちろんバッチリ
一番心配な雨漏りへの対策も他とは一線を画しています。
スーパーガルテクトの本体には独自の排水構造が、またジョイント部分には折り返しのリブが設置されていますので、
強い雨風による雨水の侵入も防いでくれます。
5、嵌合式のため耐風性能も確実
スーパーガルテクトのような横葺きタイプの屋根材では、葺き方法として嵌合式とインターロック式があります。
嵌合式はインターロック式と比べて屋根材本体同士が噛み合っているため、仕上がり段階では屋根の1面がまるで一枚の板金のようになります。
したがって、スレート屋根で多い強風が吹き込んで屋根材をめくり上げてしまうという災害を著しく減らしてくれます。
6、2種類の塗膜から選べる
スーパーガルテクトには2種類の塗膜がラインナップされています。
一つは、遮熱性ポリエステル樹脂塗装。
もう一つは、遮熱性フッ素樹脂塗装です。
|
遮熱性ポリエステル樹脂塗装 |
遮熱性フッ素樹脂塗装 |
穴あき保証 |
25年 |
25年 |
赤さび保証 |
20年 |
20年 |
変退色 |
なし |
20年 |
保証内容をご覧いただいてわかるように、遮熱性フッ素樹脂塗装の方がグレードが高く、お値段にも若干の差があります。
差があるのは色褪せに対する保証年数ですので、屋根本体としての性能の違いというよりは、
“美しい見た目をより長持ちさせるためのハイグレードバージョン”とお考えいただけると思います。
以上が、アイジー工業の「スーパーガルテクト」に関する特徴のご紹介でした。
その他の屋根材に関しては、こちらもご覧ください。